2014年10月10日金曜日

りんどう(竜胆)

リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生植物です。
1変種 Gentiana scabra var. buergeri をさすことが多いが、近縁の他品種や他種を含む総称名のこともあるといいます。
リンドウ(竜胆)は古くは、えやみぐさ(疫病草)(瘧草)とも呼ばれていました。
根や根茎を咬むと非常に苦く、中国で熊の胆よりさらに苦いというので竜の胆嚢という意味の竜胆(りゅうたん)の名が付けられ、日本ではその竜胆を「リュウタン」と音読みをしていたが、それがいつの間にか転訛してリンドウ(竜胆)と呼ばれるようになったのだといわれています。
 りんどうは、田舎の田圃の土手や下刈のよくされた日当たりのよい林で見かけました。
当たり前の野の花です。
 最近は、下刈がなされなくなったせいか、あまり、見かけなくなったように思います。
この花は、二期倶楽部の雑木林に咲いていました。
りんどうの青は、きれいな青です。


 リンドウ(竜胆)に関わる日光の「ニ荒縁起」
昔、日光に役小角という人がいた。彼が山道を歩いていると、1匹の兎が、突然雪の中から現れて草の根を掘りはじめた。小角は兎に近寄って、どうして掘っているのか尋ねた。兎は、病気の主人のために持って行くのだと答えた。小角もこの草を持ち帰り、病人に飲ませてみたところ非常によく効きいた。そして、龍胆根という胃の妙薬になった。これは、ニ荒の神が兎に姿を変えてお告げをしてくれたのだとして、霊草として今に伝えている。
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