2014年12月25日木曜日

蝋梅(ろうばい)

ロウバイ(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅、Chimonanthus praecox)は、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木
1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木である。
花の香りは強い。
名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいが、別属である。
の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。
本草綱目によれば、花弁のような色であり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついた。
花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。
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すぐ隣の生垣にあり、花のない時期に目を楽しませてくれる花です。
蝋(ろう)のような透明感のある色合いが、なにか普通の花とは異なる印象を与えてくれます。
今朝は、ワン子との散歩帰りに朝日に美しく咲いていました。
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茶房「城山」の山茶花

サザンカ(山茶花、学名: Camellia sasanqua)は、ツバキ科ツバキ属常緑広葉樹童謡たきび』の歌詞に登場することでもよく知られる。
漢字表記の山茶花は中国語ツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれる。もとは「さんざか」と言ったが、音位転換した現在の読みが定着した。
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今日は、友人を伴い黒羽の芭蕉の館と大雄寺を訪ねました。
大雄寺は、歴史のある曹洞宗のお寺です。
そして、禅寺らしい萱葺屋根のそぼくな佇まいのお寺です。
牡丹の時期には、多くの方々が訪ねますが、黒羽藩主大関家の菩提寺としても知られています。
また、黒羽は、芭蕉が奥の細道で訪ねた地ですが、14日間の長逗留をしたことでも知られています。
そのわきに茶房「城山」があります。
お焼が、有名な茶屋ですが、そちらに山茶花が咲いていました。
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2014年11月3日月曜日

宿木(ヤドリギ)

観音沼には、ヤドリギの群生樹木があるのですが、先日、沢山の実を付けている写真を撮って参りました。
面白いので、調べますといろいろなことが、分かりました。
(古代ケルトの民話)
----この古い物語から、クリスマスのお祭りには天井から、やどり木を吊るし丁度その下にいる女性に対しては、キスが許されるという風習が欧米にあります。----
日本では、ヤドリギの民話は、知りませんが、ロマンチックですね。
ことしのクリスマスには、好きな女性がいるのなら、トライしてもいいかもしれませんね。

 
(ヤドリギの実)
和名では「寄生木」とも「寄り木」とも書かれます。欧米のミスルトーは「リンゴ」や「さんざし」に、日本のそれは「えのき」などに半寄生します。
果実は球形で、熟すと半透明となり、中には粘液に包まれた緑色の種子が入っています。
果実は小鳥が好んで食べ、種子はその粘液で、ほかの木の枝に張りついて繁殖します(鳥媒花)。

古代ケルト人の僧は、樫の木を神の示現と信じ、それに生えている、やどり木を「人間が神に依頼して存立するゆえんを表わすもの」と認め、これを聖物として崇拝したそうです。
花言葉の「因難を克服する」というのは、高い所に生えているからでしょう。
また「キスして下さい」というのは、スカンヂナヴィアの神話によるとされているようです。
女神フリガアは、彼女の息子に、四大(土、水、火、空気)から危害を一切受けない魔力をあたえました。
けれども、四大のいずれからも育っていない、やどり木で作った矢で、不死身の彼女の息子も射殺されました。
フリガアの涙は、やどり木の白い実となりました。
それをみた神々は、力をあわせて彼を生き返らせました。
愛と美の女神フリガアは、感謝をもって、やどり本の下を通る人にキスを贈ったといわれています。

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秋の麒麟草(Ⅱ)

アキノキリンソウ(秋の麒麟草、Solidago virgaurea var. asiatica)とはキク科アキノキリンソウ属の多年草です。
先日、観音沼にこの秋3回目になるでしょうか、訪ねました。
夕刻でしたが、すでにおおかた紅葉も落ちてしまい、冬のたたずまいになる風景でした。
それでもところどころ紅葉を楽しむことが出来ました。
もう、花がなくなったと思いつつ歩いていましたが、遊歩道の傍らに秋の麒麟草が、盛りを過ぎて、綿帽子になっていました。
形から、秋の麒麟草だとわかります。
自分の仕事を全うした花の姿です。
なぜか、温かいものを感じて、写真に収めました。
自分に重ねてみていました。
余韻を楽しみたいと思います。

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2014年10月22日水曜日

鶏頭の花

ケイトウ鶏頭学名:Celosia argentea) はヒユ科の一年生植物
狭義にはC. argentea f. cristataシノニムC. argentea var. cristata)をいうが、本記事では特に断らない限りC. argentea をケイトウということにする。
学名は燃焼という意味のギリシャ語に由来する。ケイトウの花が燃え盛る炎を彷彿とさせるのが根拠と思われる。
からにかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができる。その形状がニワトリ鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついた。花期は6月から9月頃。
原産地はアジアアフリカ熱帯地方と推定され、日本には奈良時代に中国を経由して渡来した。かつては韓藍(カラアイ)と呼ばれていた。花の色は赤や黄色を基調とするが、橙、紫、ピンクなどさまざまな色の園芸品種がある。
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小砂焼の藤田製陶所を訪ねましたが、途中の畑に園芸種のケイトウが色鮮やかに咲いていました。
昔から見慣れている鶏の鶏冠ににた鶏頭の花とはことなりますが、園芸種もありなんと思います。
じつに色鮮やかな色です。
花は、育成したものも良いのでしょうが、わたしには、野生の野に咲く花が好きです。
一生懸命に咲いているのを感じるからです。
それが、小さなつゆ草でもなもない花でも、生きていることに感動を覚えます。


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チェリーセージ

学名:Salvia greggii/microphyllaシソ科、半常緑低木、メキシコ原産
背丈40~100cm、横幅30~70cm
サルビア・グレッギーとミクロフィラ、そしてその交配種がチェリーセージの名で出回っています。
いずれも赤い舌状花を穂状に咲かせますが、花は控えめな印象です。

全体的には野草ぽい自然な雰囲気をもっていて、ハーブとして利用されるだけでなくナチュラルガーデンにもよく用いられます。
性質も野生的で丈夫で乾燥にも強いです。株が花で覆われるわけではないですが、そのぶん花期は長いです。寒さにも比較的強く、南関東以南であれば屋外でも簡単に冬越しできます。
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今日は、小砂焼の藤田製陶所を訪ねました。
里の秋ということばがありますが、工房の樹木が美しく紅葉し、小雨に煙っていました。
幾枚かの写真に収めてきましたので、別の機会にご紹介したいと思います。
お店の軒下に雨に濡れながら、チェリーセージが、色鮮やかに咲いていました。
可憐な花です。
中学生のときに憧れた小柄でキュートなひとのようです。
 
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あざみ(薊)

アザミ(薊)は、キク科アザミ属 (Cirsium) 及びそれに類する植物の総称。標準和名を単にアザミとする種はない。スコットランド国花
は深い切れ込みがあるものが多い。また葉や総苞にトゲが多く、さわるととても痛いものが多い。別名刺草。名前の由来は、アザム〈傷つける、驚きあきれる意〉がもとで、花を折ろうとするととげに刺されて驚くからという説がある。
わたしのカメラは、cannonPowerShot SX120を使っています。
機能的には、接写も可能な勝れものですが、まだ、使いきれておりません。
autoで撮りましたが、あざみの花の部分が、ボケて見えます。
これには、蜂の姿は、映っていませんが、蜂が羽ばたいていたからです。
来春には、海外に仕事でゆく予定ですので、それまでにマニュアルの使い方を覚えたいと思います。
あざみは、あざみの唄につながります。
学生時代に下宿先に中央(大学)の者がいて、彼は、山岳部で飲むといつもあざみの唄を歌っていました。
中央寮歌と記憶しています。

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2014年10月19日日曜日

千振(センブリ)

センブリ(千振、学名Swertia japonica (Schult.) Makino)は、リンドウ科センブリ属二年草薬草として利用され、生薬名及び別名は当薬(とうやく)という。

こどもの頃から、当薬の名前で親しまれていた薬草です。
家の前の松林に良く生えていて学校帰りや水浴びのあとで良く見つけたものです。
祖母は、たくさんとってきて庭先に吊るして乾燥させていました。
記憶では、煎じて飲んでいたよう様に思います。
わたしの中学生の頃でしょうか、千振を山から買い集める業者がいて、ずいぶんと乱獲されていましたが、いまは、誰も気にしなくなったのでしょう。
最近では、毎朝散歩でおとずれる公園の林の中に咲いています。
この千振は、先ごろ訪ねた二期倶楽部の山林に咲いていました。
すこし、痩せていますが、杉林の中だからでしょう。
写真に収めてきました。

 
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2014年10月10日金曜日

りんどう(竜胆)

リンドウ(竜胆)とは、リンドウ科リンドウ属の多年生植物です。
1変種 Gentiana scabra var. buergeri をさすことが多いが、近縁の他品種や他種を含む総称名のこともあるといいます。
リンドウ(竜胆)は古くは、えやみぐさ(疫病草)(瘧草)とも呼ばれていました。
根や根茎を咬むと非常に苦く、中国で熊の胆よりさらに苦いというので竜の胆嚢という意味の竜胆(りゅうたん)の名が付けられ、日本ではその竜胆を「リュウタン」と音読みをしていたが、それがいつの間にか転訛してリンドウ(竜胆)と呼ばれるようになったのだといわれています。
 りんどうは、田舎の田圃の土手や下刈のよくされた日当たりのよい林で見かけました。
当たり前の野の花です。
 最近は、下刈がなされなくなったせいか、あまり、見かけなくなったように思います。
この花は、二期倶楽部の雑木林に咲いていました。
りんどうの青は、きれいな青です。


 リンドウ(竜胆)に関わる日光の「ニ荒縁起」
昔、日光に役小角という人がいた。彼が山道を歩いていると、1匹の兎が、突然雪の中から現れて草の根を掘りはじめた。小角は兎に近寄って、どうして掘っているのか尋ねた。兎は、病気の主人のために持って行くのだと答えた。小角もこの草を持ち帰り、病人に飲ませてみたところ非常によく効きいた。そして、龍胆根という胃の妙薬になった。これは、ニ荒の神が兎に姿を変えてお告げをしてくれたのだとして、霊草として今に伝えている。
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2014年10月7日火曜日

アベリア(Abelia)

アベリア(Abelia)とは、スイカズラ科ツクバネウツギ属(Abelia)に属する植物の総称。
または、ツクバネウツギ属の常緑低木の交配種、アベリア(Abelia × grandiflora)のこと。
二期倶楽部の雑木林をぬけて、ホテルフロントに向かう途中にアベリアの垣根がありました。
そして、たくさんの白い花をつけていました。
よく見かける白い花が、ひときわ緑の中でかわいらしく映りました。
この時期は、真夏の酷暑の時期に花をつける在来植物が少ないため、アベリアの花に多様なハチやチョウが吸蜜に集まるといいます。
植物も動物も昆虫も自然は、無駄がなく営まれます。
わたしたちが生きることは、その無駄のない営みのひとつであるべきです。
ここ数年当たり前のように天地災害が、起きています。
わたしたちの逸脱した欲望のせいなのでしょう。

 
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2014年10月6日月曜日

浦島草(ウラシマソウ)

ウラシマソウ(学名 Arisaema urashima)は、サトイモ科テンナンショウ属宿根性多年草ナンゴクウラシマソウ (Arisaema thunbergii Blume)の亜種 Arisaema thunbergii urashima (Hara) Ohashi et J. Murata とする説もある。
ウラシマソウは、こどもの頃は、蛇の枕といって、恐れていました。何といってもその茎の部分が、蛇の紋様のように斑だったからです。
そして、その葉も異様でした。
都会の方からは、尾瀬や水芭蕉の唄などから、おなじ種類のものとは、思いもしませんでした。
この赤い実は、何だと思いますか。
ウラシマソウの実です。
実に赤く立派なものです。
二期倶楽部の小川の湿地に群生していました。
※今回、わたしの記憶に間違いがありました。
 ザゼンソウとウラシマソウを混同していたようです。

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キンエノコロ

キンエノコロ
学名は、Setaria glauca
イネ科エノコログサ属
北海道~九州の田のあぜや道端などに生える。

茎の高さは50~90cmで、あまり枝分かれしない。
花穂は円柱状で直立し、小穂は長さ約2.8~3mmで第2苞穎は短く、堅くて横にしわの多い護穎が頭半分ほど露出する。
つけ根に多数の黄金色の芒がある。熟期に小穂第1苞穎側が凹~平。
花期は8~10月。
先のご紹介したアカマンマ(イヌダテ)と同じくどちらの田圃の土手でも見かける野草です。
夕日に映える穂は、金色に輝きキンエノコロの名前に合点がゆきます。
わたしの近所の空き地にこの野草が群生しており、朝日に美しく輝いています。
それを見ると自然は、すべてが美しいと感じます。
生きていることが、すばらしいと。

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金木犀(きんもくせい)

キンモクセイ(金木犀、学名: Osmanthus fragrans var. aurantiacus)はモクセイ科モクセイ属の常緑小高木樹で、モクセイ(ギンモクセイ)の変種。
雌雄異株であるが、日本では雄株しか入っていないので結実しない。
金木犀は、よく庭木に良く見かける花木です。ちょうど秋の今頃に一斉にどちらともなく匂ってきます。
我が家の庭にもあるのですが、朝の散歩では、何度もその香にであいます。
その香もちょうど、一週間ぐらいでうすらいできます。
この樹木は、二期倶楽部のカフェの傍らにありました。
カフェの野外テーブルで、その香を楽しむことができます。


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イヌタデ

秋の野のあちこちに見られる『イヌタデ』という雑草です。 
別名を『アカマンマ』と言い、昔、ままごと遊びに赤飯の代わりに使ったことから、この名前がついたと言われています。
この赤い実は、田圃の土手のいたるところにありました。
こどもの頃は、何と言っていたのでしょうか。
ままごと遊びは、女こどものあそびでしたし、いたるところにあったので、
名前の記憶はありません。
しかし、なつかしいこどもの頃にひきこんでくれる野の草です。


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額紫陽花(がくあじさい)

一般名:ガクアジサイ(額紫陽花)
学名:Hydrangea macrophylla f.normalis
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱バラ目ユキノシタ科アジサイ属

二期倶楽部のフロントの前庭に一輪とり残されたように額紫陽花が咲いていました。
青紫の花弁もきれいですが、緑の中の白い花弁は、清楚で秋の季節には、にあう花です。
中学時代の大柄の憧れの女生徒のようです。
この齢であう彼女は、昔と変わらない風貌でした。
ともに年月を重ねていました。

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秋の麒麟草

アキノキリンソウ(秋の麒麟草、Solidago virgaurea var. asiatica)とはキク科アキノキリンソウ属の多年草です。
花苦菜(はなにがな)と似ているので、同じものかと思っていましたが、花弁の形が違うことから、調べてみました。
秋の麒麟草といいます。
可憐で野の花よりも花苦菜よりも上品で花(つや)があるように思います。 
好きになりました。
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花苦菜(はなにがな)

ハナニガナ(花苦菜) とは、山の道端に咲くキク目キク科ニガナ属ニガナ種ハナニガナ品種の多年草の野草です。
葉は茎を抱きます。
シロバナハナニガナ(白花花苦菜)  の舌状花が白色で10個程つくのに対して、 舌状花が10個ほどで黄色なのが、このハナニガナ(花苦菜)  です。

一昨日、二期倶楽部に伺いました。
横沢の自然林をそのままにリゾートとして、整備した宿泊施設です。
庭園がすみずみまで美しく管理されています。
その中に花苦菜が、咲いていました。
那須高原では、良く見かける黄色いかれんな花弁が、特徴です。
野花の印象を持ちます。
小さな陶の一輪挿しににあう花です。
 
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2014年10月3日金曜日

蔦漆(つたうるし)

ウルシ科の落葉性の蔓(つる)植物。
山地にみられ、茎から気根を出して樹木などに巻きつく。
葉は3枚の卵形の小葉からなる複葉で、秋に紅葉する。雌雄異株。
初夏、黄緑色の小花をつける。樹液は有毒で皮膚につくとかぶれる。
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粟野への街道沿いに祠がありました。
その祠をかこむ杉林に蔦漆が、赤く色づいてスギの木に巻きついていました。
庭木にあっては、ひとつのアクセントとなります。
わたしのすきな草木です。
 
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蒲の穂(がまのほ)

あぶくま洞の下手に水田があり、その隣に雑草が生い茂っているのですが、ちょうど、蒲の穂が、にぎやかに花開いていました。
山間部の水田には、よく見かける光景です。
しかし、わたしの育った田舎では、見ることができませんでした。
話には聞いていましたが、蒲の穂は、珍しいものでした。
地球に降り立った異星人のようです。


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溝蕎麦(ミゾソバ)

ミゾソバ(溝蕎麦、学名 Polygonum thunbergii または Persicaria thunbergii
あぶくま洞からの戻り路でガマの穂を見つけて、写真に収めようと湿地に降り立ったのですが、あしもとにピンクのかわいらしい花を見つけました。
こどもの頃には、田圃の用水路や湿地によく見た記憶があるのですが、名前までは知りませんでした。
調べるとその見た目が蕎麦に似ていることが和名の由来になっているといいます。
季節に、自分のおもいっきりの力でかわいらしく咲いているのは、誇らしく見えました。
終活という齢のわたしには、、どのような生き方も頷ける気がします。
 
 
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山ぶどう


福島県滝根町は、鍾乳洞の町です。
町おこしに北醇(ほくじゅん)」という中国に種をもつ山葡萄のワインがありました。
しかし、2011.3.11福島原発の放射能の影響から、ワインやジャム、ジュースは、製造を見合わせている状態です。
知人の山ぶどう畑に取り残した山ぶどうと樹葉を写真に収めました。
赤く紅葉したぶどうの葉は、美しい色です。
放射能など関係なく元気なぶどうの葉をみると人間の愚かしさをおもいます。
取り残されたぶどうの実が、口のなかで甘酸っぱく弾けました。
ちょっとうれしく哀しい味がしました。

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2014年10月1日水曜日

初紅葉(もみじ)

観音沼に通いはじめて、何年になるだろうか。
当初は、ハイキング系の旅行業者から、隠れた湖沼として、教えていただいた。
その後の甲子トンネルの開通にともない、多くの方が訪れる場所に変わっていった。
新緑や紅葉の季節には、カメラを持った方々や
キャンバスに絵筆をふるっているグループでにぎわっていた。
そして、羽鳥湖高原レジーナの森をはなれてからは、手仕事専科の会津の関わりで、
朝に夕にいくども訪れた。
紅葉の始まりの風景をご覧いただきます。
 

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コスモス(秋桜)

コスモスの花言葉は、「乙女の真心」「調和」「謙虚」といいます。
そして、ピンクのコスモスは、「純潔」だそうです。
コスモスは、今の季節には、いたるところで見られるようになりました。

荒れた畑や土手や人家の塀にみられます。
野草や土手の緑の中に太陽の光の中で、風に吹かれて咲いているのが、似合いでしょうか。
ちょうど、益子からの帰り道で稲刈りにであいました。
その傍らに秋の陽光をいっぱいに浴びてさいているコスモスを見つけました。
野草は、作為的でなく咲いているのが、美しいように思います。
人の手が、かかると壊れてしまいます。
ありのままの自然がいい。
 
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すすき(薄)

秋の日は、つるべ落としといいます。
春の陽光とはことなり、静けさと冬への支度をおもいおこさせます。
猪苗代への山間の畑で、ちょうど、初秋の風景にであいました。
ススキです。
秋の陽にすけて輝く白い穂は、すきな光景です。
ススキは芒とも薄とも書きます。
また、尾花とも茅(かや/萱)ともいいます。
四季の詩には、にあいの秋のことば(季語)です。

 
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2014年9月29日月曜日

マユミ(真弓/壇)


マユミ(真弓/檀)ニシキギ科 ニシキギ属
マユミは、東アジアに広く分布し、明るい落葉樹林に多く自生する落葉低木または小高木です。
高さはふつう3~5m、大きいものは15mにもなり、実が面白いので庭園樹や境界木、盆栽などに利用されて います。
秋には美しく紅葉し、桃色に熟した実をびっしり枝全体に つけます。
別名、ヤマニシキギ(山錦木)、オトコマユミともいいます。
わたしの田舎では、剃刀(カミソリ)と呼んでいましたが、そのカミソリのような樹皮を不思議に思っていました。その異様な形から愛着をおぼえている樹木です。
毎年訪れる観音沼では、入口近くに群生しており、季節には、美しく紅葉しています。
その時の写真をご紹介いたします。
 
 
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蕎麦

仕事柄、猪苗代から会津には、よく伺います。
郡山から猪苗代にぬける山道には、蕎麦畑がいたるところにあり、季節には蕎麦の花を見ることが出来ます。
緑の山裾にわけいる白い絨毯は、目に心地よさを覚えます。
蕎麦の美味しさは、会津から山都にかけて、評判の地域になります。
 
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山法師

富田勝彦氏の個展をみに二期倶楽部に伺いました。
観李館のいりぐちに山法師が、紅葉し始めていました。
そして、うす赤い実が、美味しそうに実っていました。
山法師は、清楚で形も美しい白い花ですが、この実は、それに似合います。
実の表面が桑のようにブツブツしているので山桑(やまぐわ)ともいうそうです。
山の果実の中では、甘いほうで、アケビやバナナににたような味がします。
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丸葉縷紅草

朝顔の花とおもっていましたが、ルコウソウというそうです。
丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)は、蔓性の花で、朝顔のように、蔓を絡ませ、成長します。
晩夏から、初秋に掛けて、長い漏斗状の、小さな花を、次から次へと、咲かせます。

ちょうど、今の時期になるのでしょう。
益子への道でも、二期倶楽部の道でも、見かけました。
小ぶりな花弁は、キュートです。
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鶏頭の花

鶏頭の花は、とくべつの想いがあります。
小学校5年生の頃ですが、国語の時間に担任の先生が、正岡子規の詩をよんでくれました。
”鶏頭の145本もありぬべし”
胸を患い病床にあった子規が、障子越しに庭に咲く鶏頭をおもいうたったものだと説明してくれました。
鶏頭をみるたびにこの詩とその授業を思い出します。

 
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2014年9月27日土曜日

曼珠沙華(マンジュシャゲ)

曼珠沙華(マンジュシャゲ)が、このように増えたのは、いつの頃からだろうか。
9月の今頃には、郊外を走るとどちらの庭さきにも田圃のどてにもみることができます。
わたしには、くぼ地の雑草のなかにひっそりと数本咲いているのが、にあう花です。
人家のおおい田圃に群生している曼珠沙華は、にあわない。
わたし達の美の感性が、変わったのかもしれない。
わたしには、残念に思える。

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クチナシの花

今朝は、いつもの共墾社の公園まであるいて、
途中のお宅の垣根越しに奥様とよもやま話に時間をすごしてきました。
いき方の美しいひととの話は、嬉しい時間となります。
庭先の花々が、曇り空のせいか、きれいに映えていました。
写真に収めました。
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